新製品 IDAS DTD
概要
DTDは近赤外光も利用する彗星、銀河、天の川、輝線星雲、反射星雲等
多種類の天体に対応した次世代光害カットフィルターです。
光害の多い可視域(波長400~700nm)では
光害に強いネビュラブースターの特性にプラスし、彗星のイオンテイルに対応したバンドを設け
光害が極めて少ない近赤外域を利用し彗星のダストテイル、銀河・天の川等の連続光を高コントラストにします。
そして可視から近赤外のスペクトルにおいて数多くの天体を高コントラストに撮影可能です。
繰り返し反射ハロについて
DTDやGNB等の赤外も利用するフィルターでは近紫外、近赤外のハロが強くなります。
一般のカメラ側の光学系(光学ウインドウとセンサーカバーガラス)は反射防止特性が可視域に最適化されていてるため
最適化されていない波長域ではカメラ側のハロ強くなり、フィルターのハロと重なって来るからです。
以下NBZ(NBZex)のハロを1としたDTDハロ強度
DTD + IMX294カメラで7.9倍
DTD + IMX585カメラで23.7倍
薄膜は高密度高耐久エージングレスIAD(Ion-gun Assist Deposition=イオンアシスト蒸着)でコーティングされます。
これにより温度と湿度変化による物理強度及び分光特性の経時変化は、通常環境内では全くありません。
DTDは弊社の青沼郁博(Ikuhiro Aonuma)がDesignしました。
製品リスト
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DTD 48mmS¥29,700 (税込)+送料1000円
サイズ | 税込価格 | 備考 |
48mmS | 29,700円 | M48 P0.75(薄枠) 基板厚2.5mm 3月1日発売開始 |
52mm ST2 | 未定 | M52 P0.75 基板厚2.0mm 近日発売予定 |
Di2 | 未定 | IDAS AD19.4 ドロップインアダプター用 基板厚2.0mm 発売時期未定 |
ZD | 未定 | IDAS OAG-ZD用 フルフレーム対応 基板厚2.0mm 発売時期未定 |
DR | 未定 | EF-EOSR-DRドロップインアダプター用 基板厚2.0mm 発売時期未定 |