新製品 IDAS DTD
IDAS DTD ( Dusk Till Dawn )フィルター
夕暮れから夜明けまで多種類の天体と過ごせる新世代フィルター登場!!
概要
“DTD" は近赤外光も利用する彗星、銀河、天の川、輝線星雲、反射星雲等
多種類の天体に対応した次世代光害カットフィルターです。
光害の多い可視域(波長400~700nm)では
光害に強いネビュラブースターの特性にプラスし、彗星のイオンテイルに対応したバンドを設け
光害が極めて少ない近赤外域を利用し彗星のダストテイル、銀河・天の川等の連続光を高コントラストにします。
そして可視から近赤外のスペクトルにおいて数多くの天体を高コントラストに撮影可能です。
繰り返し反射ハロについて
DTDやGNB等の赤外も利用するフィルターでは近紫外、近赤外のハロが強くなります。
一般のカメラ側の光学系(光学ウインドウとセンサーカバーガラス)は反射防止特性が可視域に最適化されているため
最適化されていない波長域ではカメラ側のハロ強くなり、フィルターのハロと重なって来るためです。
以下NBZ(NBZex)のハロを1としたDTDハロ強度
DTD + IMX294カメラで7.9倍
DTD + IMX585カメラで23.7倍
薄膜は高密度高耐久エージングレスIAD(Ion-gun Assist Deposition=イオンアシスト蒸着)でコーティングされます。
これにより温度と湿度変化による物理強度及び分光特性の経時変化は、通常環境内では全くありません。
DTDは弊社の青沼郁博(Ikuhiro Aonuma)がDesignしました。
サンプル画像
M20 nebula
Takahashi Epsilon200. SVBONY SV705C. IDAS DTD filter. ExposuerTime:36x120s.
磐田市内 宇都正明氏
2023年3月19日撮影。薄雲あり
NGC1973-1975-1977 nebula
Takahashi Epsilon200. SVBONY SV705C. IDAS DTD filter. ExposuerTime:15x120s.
磐田市内 宇都正明氏
2023年3月19日 21:23~撮影。地平高度約20゜以内の低空
M83 Galaxy
Takahashi Epsilon200. SVBONY SV705C. IDAS DTD filter. ExposuerTime:60x120s.
磐田市内 宇都正明氏
2023年3月19日 21:23~撮影
