説明
フィルター枠
M52 P0.75mm
基板厚
52ST2 = 2.0mm
基板概要
フィルター単体の繰り返し反射を低減させてあり
星像周辺のハローは" “NBZ" と同等で極めて低いレベルになっています。
NBZの詳細は下記ページからご確認できます。
“NB12″ の半値幅は約 12nm
他社製 7nm クラスのナローバンドよりも半値幅が広いですが
この広さには大きなメリットがあります。
干渉フィルターは斜めの入射光に対し
入射角が大きくなるほど分光特性が短波長へシフトしていきます。
光学系の収束光で使う場合も同様に(連続変化する)入射角が生じるので
分光特性は短波長へシフトしていきます。
例えば、F2程度の明るい光学系の収束光内で使用すると
他社製 7nm クラスのナローバンドではHα光が透過率が半分以下になりますが
“NB12″ では 85% 以上を維持します。
この場合、半値幅 7~8nm のフィルターと比べ “NB12″ では露光時間を2/3~1/2に短縮できます。
コントラストは同等か同等以上になります。
基板詳細